夏には夏の暮らし、冬には冬の暮らし
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緑のカーテンの作り方

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緑のカーテンの具体的な効果や楽しみ方を特設ページでご紹介しています。

1.用意するもの
①プランター
ニガウリやキュウリで緑のカーテンを作るために、土の量がある程度多く入る大きめのプランターを用意しましょう。小さなプランターに比べ、保水量があるので、水分が大好きなニガウリやキュウリも育てやすくなります。

★今回使用しているもの
プランター:横幅900mmx奥行345mmx高さ298mm 容量58リットル 1,280円/個

準備の様子

②鉢底石(軽石)
プランターの一番下に、プランターの底が見えなくなるように鉢の底全体に敷きます。土だけだと、水はけが悪くなってしまいます。

★今回使用しているもの
鉢底石:10リットル入り 313円/袋(プランター①には約2/3袋使用)
③培養土
市販の培養土なら、軽石の上に土を入れるだけで、手軽に使うことができます。

★今回使用しているもの
培養土:25リットル入り  480円/袋(プランター①に2袋半使用)
④ネット、ひも
ツルを伸ばすために準備するネットです。
「きゅうりネット」のネットの色は白で、網目はひし型です。白なのであまり目立たちません。網目が緑色の角状のものもあります。
いろいろな種類が売られているので、お店で確認してみてください。網目は10センチ角以上のものが最適です。しっかりしたひもでネットを固定してください。

★今回使用しているもの

  • きゅうりネット 横幅8m×高さ2m 208円/個
  • 万能ひも 313円/個
アバシゴーヤの苗
これはアバシゴーヤ。お好きなツル性植物を植えてください。
⑤苗
ニガウリやキュウリ、ヘチマ、ヒョウタンなどウリ科の植物は成長も早く、5月植えつけると夏には立派なカーテンをつくってくれます。
横幅90センチのプランターなら、2個~3個の苗が必要です。

★今回使用した植物

  • レイシ       90円/個
  • アバシゴーヤ   178円/個
  • 接ぎ木キューリ  198円/個

緑のカーテンに適した植物
ゴーヤ:虫がつきにくく育てやすく、葉は繁茂しやすい。葉の厚みは適度に薄いので光をきれいに通して室内から見るととてもきれい。
朝顔:生育が旺盛で、丈夫な植物。日当たりと水はけのよい場所に植えます。水切れに弱いので水やりはこまめにするように。
ヘチマ:葉が大きく、カーテンには最適。ただし、実が大きくなるのでと支柱をしっかりするなどの対策が必要。ヘチマの実は色々用途があるので収穫を目的にしてもいいかも。
フウセンカズラ:丈夫で、日当たりと水はけのよい場所を好む。よく育ちますが、きちんと誘引しないと雑草っぽくなることも。実や種がかわいらしく、目に楽しい。

他にもパッションフルーツ、ブドウなども緑のカーテンで挑戦してみては。ゴーヤなどのウリ科の植物は一年で枯れてしまいますが、多年草のツル性植物(ブドウやアケビなど)を利用すれば、毎年植えることなく、春になれば芽が出てきて緑のカーテンになります。ただし、ツルはそのまま残りますので、育成場所をよく考えて植えましょう。

⑥プランターまわり化粧用材料
ベランダなどで、プラスチックのプランターがそのまま見えるのはちょっと、という方にお薦めなのが、庭の柵用に作られたグッズです。
プランターの表と裏を連杭で挟み込み、プラスチックのプランターを隠すことができます。

★今回使用しているもの
連杭:横幅1200mm x 厚さ20mm x 高さ298mm 1,280円/1ユニット
化粧材
プランターの周りを覆うようにして隠します
2.植える準備
①プランターに土を入れる
プランターの底に軽石を薄く敷いたら、培養土を入れます。ふんわり押し込まずに入れて下さい。土の量は多めで、鉢の高さの9割くらいまで土を入れます。
②ネットを張る

  • ネットを張る位置

ベランダであれば手すりの位置に。窓の外のベランダやデッキを暑くしないことで、家の中が涼しくなります。窓の外にスペースがある場合には、そのスペース全体を日陰にするように配置してください。

  • ネットの張り方

ベランダの上部に引っ掛けるものがある場合には、それと手すりを利用してネットを張ることができます。引っ掛ける場所がない場合には、突っ張り棒などを利用して支柱をつくり、結束バンドなどで横方向に支柱またはヒモを渡し、ネットを吊るします。
設置については、場所により状況が違いますので、安全に注意して設置してください。
緑のカーテンネットの効果的な張り方

3.植える
ポットから出した苗を、根元が土の表面の高さに来るように浅めに植えます。苗についている土はとても重要です。土ごとすっぽりと植えてください。
植えた苗の様子
4.育てる
家の中から見た様子
①水遣り
苗の段階では水をやりすぎると根腐れします。葉と土の状況を見ながら適度にあげてください。カーテン状に育ったら、朝晩2回、たっぷりと水遣りをしましょう。
②害虫の予防
木酢(さく)液は、炭を作る際に出る液体です。希釈して噴霧すると害虫の予防に最適です。但し、強い効果はありませんので、あくまでも予防としてお使いください。
その他、環境にやさしい天然肥料などもありますので、これぞと思うものがありましたらお知らせください。
③主枝の先端をカット
葉を茂らせるために、葉が6~7枚くらい出たところで主枝の先端をカットし、本葉の根元から生えてくるツルを伸ばします。
④花を摘む
花は脇芽からたくさん咲きます。まだ生長していないうちには花を摘んで葉に栄養がいくようにすることも工夫のひとつです。
⑤誘引
ツルを伸ばして近くのネットにクルクルっと巻きつきます。その際、カーテン状にバランスよく茂るように、バランスよくツルを誘引します。
⑥追肥
花や実がついたら肥料を足しましょう。
5.ツルの生長と収穫
①生長
梅雨の間はあまり生長しません。ところが、梅雨明けと同時にグングン生長します。このころにはたくさんの水分が必要となりますので、朝晩の水遣りは欠かさずしてください。夏休みにおでかけを予定している方は、市販の自動散水装置などを早めに利用すると便利です。また、横にも生長するので、覆いたい場所には、ネットを追加するとよいでしょう。
繁茂する緑のカーテン
②受粉
梅雨が明け、どんどん生長が始まると、黄色い花が咲き始めます。最初は雄花が咲き始めますが、しばらくすると雌花(花の根元が少し膨らんでいます)が咲くので、雄花を選んで受粉しましょう。実がなり始めると栄養がどんどん取られていくので、2週間に1度くらい追肥をしましょう。
③収穫
このころ実がなります。ゴーヤは放っておくと、熟れて実が黄色くなり、その後破裂し種を落とします。こうなると実の部分は食べられません。開花後、2~3週間程度で収穫しましょう。
実は、この真っ赤でヌルヌルとした種、甘くてとてもおいしいのだそうです。
収穫したゴーヤ
④種の採取
破裂した実の中には、真っ赤になった種があります。この真っ赤な部分は、実が緑色のとき中を割ってみると見える白いワタ状の部分です。種をよく洗い、乾燥させて冷蔵庫で保管しておけば、次の年の、緑のカーテンのモトとして使えます。
⑤後片付け
9月後半、葉っぱも枯れ始め、緑のカーテンも終わりになります。片付けようとする前に、根元からカットしておけば、2~3日で茎や葉が乾燥し、片付けやすくなります。秋から穏やかな日のひかりを入れる準備として、茎や葉を取り、ネットや支柱を撤去しましょう。土は栄養分がなくなっているので、来年使用する場合には土づくりから始めましょう。※マンションのベランダなどでつくる場合には、階下に配慮して、準備、水遣り、撤去などを行いましょう。また、排水口に枯れ葉が溜まらないよう、こまめに掃除をしましょう。

 

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